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「引き継がれる名所」篇
60秒
by 三輪夏未
今は都会の憩いの場、江戸では月見の名所として親しまれ、時代を超えて東京を見守る愛宕山。実は、音楽にも時代を連想させる仕掛けがあるので、楽しんで聴いてみてください。(コピーライター:三輪夏未)
男:江戸の町を一望できた『山』をご存知だろうか。
それは港区に位置する、標高 約26mの愛宕山(あたごやま)だ。
かつて江戸には、隅田川や深川の川辺など、月見の名所がいくつもあった。
なかでも愛宕山は、見晴らしが良く、絶景のスポットとして人気を博していたという。
その山頂から、みんな満月を眺めて楽しんだ。
約400年経った今。
高層ビルのふもとに佇む、小さな山。
江戸から続く緑を目指して、現代人が憩いに集まる。
時代が変わっても、立派な名所だ。
江戸の人に誇れる、令和の愛宕山がここにはある。
NA:私たちは、その土地の記憶を継承しながら、街づくりを行なっています。
都市を創り、都市を育む。
森ビル
クリエイティブ・ディレクター:澤本嘉光
コピーライター:三輪夏未
クリエイティブ・プロデューサー:佐藤宙信
プロデューサー:森田一成、東竜太
ミキサー:犬丸正弘、山田涼也
男:伊藤洋三郎
NA:池渕厚子
音楽:谷本成久