「ビジネス用語」篇
30秒
by 青木美菜代
ビジネスとグルメの共通点を探した結果、「カタカナ業界用語が多いこと」という勝手な答えに行き着き、企画しました。2人が何を言っているのか想像しながら聴いてみてください。(コピーライター:青木美菜代)
後輩:先輩、おつかれさまです。
先輩:おつかれ。
後輩:先日の案件なんですが。
先輩:おう。
後輩:コンポジション化するために、こちらでコントルノとして、コンカッセして納品しておきました。
先輩:そうか。
後輩:あと、昨日エピグレムしておいた、アランチーニに関してですが。
先輩:うん。
後輩:先方のソーシエとのサヴールがあわず、一旦コンジュレすることになりました。
先輩:なるほど。
後輩:グリヤードしていた案件はコンディマン自らカポナータするつもりでアプランティにお願いしてます。
先輩:うん。
後輩:その方がシズレ感もありますし、ラペったとしてもコンセルヴのうけはいいかと思います。
先輩:OK!パナッシュ!アペリチフ!
NA:ビジネス用語のように喋っていますが、これ全部、料理用語です。ビジネスとグルメのニュースポット。虎ノ門ヒルズ・ビジネスタワー。
《参考》
コンポジション(混ぜ合わせもの)・コントルノ(副菜)・コンカッセ(粗みじん切り)・エピグラム(衣をつけて焼くこと)・アランチーニ(ライスコロッケ)・ソーシエ(ソース作りの部門)・サヴール(味覚)・コンジュレ(冷凍すること)・グリヤード(フライパンで焼く)・コンディマン(調味料)・カポナータ(甘酢煮)・アプランティ(見習い)・シズレ(刻むこと)・ラペ(すりおろすこと)・コンセルヴ(保存食品)・パナッシュ(いろいろな取り合わせ)・アペリチフ(食前酒)
クリエイティブ・ディレクター:澤本嘉光
コピーライター:青木美菜代
後輩:たつろう
先輩:イッキ
NA:鎌倉 梓