
日比谷線「神谷町駅」から徒歩1分という好立地。外資系企業や大使館が集積する虎ノ門エリアに完成した、東京都水道局との共同事業。「連担建築物設計制度」を適用し、隣接する東京都水道局芝浦給水所の未利用容積を有効活用したプロジェクトです。建物の高層化、オフィス、店舗、住宅の集約化で、隣接するオランダ大使館と緑の調和をはかりながら、オープンスペースを創出しました。「オランダヒルズ森タワーRoP」は、都市生活者のライフスタイルに合わせた多彩なフロアプランなどを持つ、「MORI LIVING」ならではの個性的な賃貸住宅。地上100mのルーフガーデンからは、六本木ヒルズや東京タワーなど、東京を代表するランドマークが一望できます。
オフィス オランダヒルズ森タワー

- オランダヒルズ森タワー
オフィスは14階~24階および3階~5階(一部)に配置。上層階(14階~24階)のオフィスは、東西のパノラマ眺望と1フロア約1,040m2の無柱空間を実現しました。
レジデンス オランダヒルズ森タワーRoP

- オランダヒルズ森タワーRoP
5階~13階に配置された住宅「オランダヒルズ森タワーRoP」は、総戸数69戸の賃貸住宅となります。様々な用途や目的に応じたフレキシビリティの高さが特徴のひとつです。また、居住者専用のラウンジやミーティングルーム、地上100mから目前の東京タワーとともに都心の眺望が楽しめるルーフガーデンなど共用施設も充実、入居者の自由で快適なライフスタイルをサポートします。
コンセプト・開発経緯
オランダヒルズの開発は「連担建築物設計制度※」の適用により、隣接する東京都水道局芝給水所の未利用容積を活用し、基準容積率の1.5倍(約870%)の建物を建築することを可能としました。既存公共施設の未利用容積の有効活用かつ、地方公共団体の財政にも寄与するモデルケースでもあります。
※「連担建築物設計制度」
1998年の建築基準法の改正で導入された新しい制度。連担する土地に容積率の移転を認め、容積率の規制を大幅に緩和するもので、隣接建築物との設計調整のもと、複数建築物に一体的に規制を適用する特例制度。複数建築物(連担する土地)を単位にすることにより、敷地単位、所有権単位での建築規制でペンシルビルの乱雑、無秩序な建設が行われた従来に比べ、良好な環境の確保、土地の有効利用に資することになります。
オランダヒルズ森タワー東側に隣接するオランダ大使館の緑豊かな丘は、近年、桜田通り沿いのビルに隠れ人々の目に触れない存在となっていました。当プロジェクトでは、共同事業者である東京都水道局およびオランダ大使館の協力のもと、既存の建物を集約・高層化することなどにより生まれたオープンスペース(低層棟屋上テラス部分および低層棟周りの広場空間)に新たな緑を配し、オランダ大使館と連続した緑豊かな景観を整備しました。オランダ大使館の緑の丘が再び桜田通りに姿を現すとともに、その緑と連続したテラスガーデンが、オランダヒルズに集う人々に憩いの場を提供しています。
データシート
| 計画概要 | |
|---|---|
| 所在地 | 東京都虎ノ門5-11他 |
| 敷地面積 | 3,546m2 |
| 用途 | 事務所、共同住宅、他 |
| 竣工 | 2005年2月 |
| オランダヒルズ森タワー | |
|---|---|
| 建物名称 | オランダヒルズ森タワー |
| 延床面積 | 35,656m2 |
| 階数 | 地上24階 / 地下2階 |
| 構造 | S造(柱CFT)、地下SRC造、RC造 |
| 設計 | 森ビル(株)、(株)山下設計 |