創業から50年以上にわたり地域の方とともに街づくりを推進してきた森ビルが、街づくりのノウハウや街の魅力を、未来を担う子どもたちに伝えるとともに、楽しく学びながら次世代の都市のあり方を考える親子向け体験学習プログラム「ヒルズ街育プロジェクト」。
今年の春は、環境とみどりをテーマに全3種類5回のツアーを実施し、小学生の親子を対象に計195名の方々にご参加いただきました。参加者の皆様からは、「こんなにたくさんのいきものが東京にいることにびっくりしました」「限られた土地で、できる限り豊かな自然を維持することの⼤切さが、次世代の子どもたちにも伝わりました」など、多数のコメントが寄せられました。

春プログラムの内容

1.5月3日:木とみどりのヒミツ まちたんけんツアー
30年以上の時間をかけて様々な植物が育ったアークヒルズで、街の環境やみどりの大切さを親子で学ぶツアー。当日アーク・カラヤン広場で開催された木育イベント「木とあそぼう 森をかんがえよう with more trees」と連携し、地球でおこっている環境問題や日本の森林問題に関するレクチャーも行われました。

2.5月12日:虎ノ門でバードウォッチング体験ツアー
愛宕山に隣接する愛宕グリーンヒルズや虎ノ門ヒルズの緑地で、都心の鳥たちを観察。シジュウカラやカワラバトなど6種類の鳥を発見しました。ツアー後半では、母の日のプレゼントにぴったりな親子の鳥のクラフトづくりを実施しました。

3.5月19日:ヒルズでいきものさがし探検ツアー
生態系に配慮したアークヒルズ 仙石山森タワーのこげらの庭で、生きもの探しを楽しみながら、身近な都市のいきものについて学ぶツアー。アズマヒキガエルやバッタを見つけたり、ツアーの最後にはムラサキカタバミの葉を使った草遊びも楽しみました。

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木とみどりのヒミツ まちたんけんツアー

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虎ノ門でバードウォッチングツアー

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ヒルズでいきものさがし探検ツアー

森ビルは、今後も六本木ヒルズやアークヒルズなどの実際の"街"を"本物の生きた教材"として活用し、青少年の体験活動を推進するとともに、次世代の都市や生活のあり方を考える様々な機会を提供することで、子どもたちとともに学びながら「未来の都市づくり」の推進に努めてまいります。