森ビルは、虎ノ門ヒルズと一体整備された環状第二号線(新橋~虎ノ門)地上部道路「新虎通り」における、より積極的かつ活発なエリアマネジメントの推進を目的に、「新虎通り」沿道を基盤に事業展開する法人等8者と共同で「一般社団法人新虎通りエリアマネジメント」(以下、本法人)を、10月30日に設立しました。

2014年、東京都によって整備された新虎通りは、沿道一帯(約5ha)が「東京のしゃれた街並みづくり推進条例」に基づく街並み再生地区に指定されているほか、道路を賑わいの場として活用する「東京シャンゼリゼプロジェクト」の対象地域にもなるなど、東京都や港区による様々な施策が実行、検討されています。

当社も、虎ノ門ヒルズにとどまらず、新虎通りを含めたエリアマネジメントを推進するという考えのもと、地域の皆様とともに発足した「新虎通りエリアマネジメント協議会」に参画し、道路空間の利活用等を通じた街のブランディングや賑わい創出に取り組んでまいりました。また、沿道で当社が所有するスペースを活用し、賑わい施設の誘致なども展開しています。

151118_1.jpg

新たな店舗も誘致されるなど大きく動き出した新虎通り

森ビルが虎ノ門ヒルズの南北や新虎通り沿道で推進する3つのプロジェクトが都市計画決定され、また日比谷線新駅計画も東京圏国家戦略特別区域に認定されるなど、新橋・虎ノ門エリアは虎ノ門ヒルズ開業を機に大きく動き出しています。
この度の本法人設立によって、道路内での常設店舗の運営や広告展開、イベント開催など、エリアマネジメントを展開する体制も整いました。森ビルが六本木ヒルズなどで培ってきた街の運営力、ブランド力、ネットワークを今後さらに積極的に提供し、官民連携によるエリアマネジメントをより主体的に推進することで、世界を代表する企業が集積しグローバルな人々が集う同エリアの発展、ひいては東京の磁力向上を果たしてまいります。

虎ノ門ヒルズ
新虎通りエリアマネジメント協議会
一般社団法人新虎通りエリアマネジメント