大好きな自然とほっとする東京(第1回)
第1回 私にとって東京は、「家」です
東京は家ですね、私にとって。最近、東京から1時間ほど郊外に行った場所に引っ越しをしたんですが、やっぱり仕事で東京に出てくるととてもホッとするんですよ。例えば交通量が激しい、ビルばかりで人が多いというような一見マイナスなところも、私にとっては当たり前で、自分が落ち着ける場所でもあるんです。
今は離れたところに住んでいるので、差がある分、余計に強く思います。山が好きでよく行くのですが、自然の中に身を置いていると感じるのが、「自分の場所じゃないな」ということ。自然にはかなわないな、ということが考えずにわかる。東京で育ったから、人工物の中に身を置いている方が、守られているような感じもあって居心地がいいのかもしれません。
生まれ育った東京での生活から離れて
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秋に訪れた槍ヶ岳の風景
新しい家はとても住みやすくて、暮らしを楽しんでいますよ。ただ、空調も割としっかりしているお家なんですが、郊外なのでやはり寒い。それに虫とかもいっぱい入ってくるんですが、最近は、もういいかなと思うようになりました。そういうことまで含めて、「土に近いっていいな」って改めて思うようになったんです。
家にいる時間で好きなのは、朝ですね。新しいアイディアを練るのも、原稿を書くときに筆がスムーズに進むのも、朝の時間。私にとってはとても創作意欲がわく時間で、割と早く起きるようにしています。だから朝は「何か発想している時間って楽しいな」って思っているんですが、昼過ぎてごはんを食べたあとは、「もう、今日終わっちゃっていいな」って思うくらいです(笑)。
1978年東京都生まれ。武蔵野美術大学建築学科在学中からモデルとして活動を始め、雑誌、テレビCM、またテレビやラジオなどのナビゲーターとしても活躍中。2004年「ヴィタール」(塚本晋也監督)で女優としての活動をスタートし、2009年にはMBS系連続ドラマ「漂流ネットカフェ」で主演を果たした。2009年夏期 日本テレビ系連続ドラマ 『華麗なるスパイ』、2009年10月公開映画『パンドラの箱』(冨永昌敬監督)に出演。写真や執筆などの文筆業でも才能を発揮し、雑誌の連載も多数。著書に『LOVE ARCHITECTURE』(TOTO出版)がある。
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