東京と生活環境

都市の暮らしやすさを測る
暮らしやすい都市の条件とは、どのようなものでしょうか。
東京の住環境としての魅力と問題点について、世界の都市と比較します。

暮らしやすい都市の条件とはどのようなものでしょうか?

人口密度の低い東京都心部
東京の都心4区の人口密度は、7都市の中でも低く、人口は過疎となっています。その分、郊外から多くの人が通勤・通学し、都心3区(千代田・中央・港)の従業者の平均の往復通勤時間は、約140分となっています。
公園が少ない東京
東京の1人あたりの公園面積は諸外国の都市と比べて小さく、緑の少ない都市となっています。
各都市の都心部の人口密度
各都市の1人あたりの公演面積
貧しい住宅事情の東京
東京の1戸あたりの住宅床面積は55平米と、外国の都市と比べてゆとりのない住宅事情となっています。
犯罪率の低い東京
住宅面積、公園面積などの居住環境は劣っている東京ですが、犯罪発生率は低くなっています。
各都市の1戸あたりの住宅面積
各国の主要犯罪発生率と検挙率
情報・市場の評価が高く、生活環境の評価が低い東京
東京の生活環境の問題点(複数回答可)
東京都が、日本に事業所を置く、外資系企業500社を対象に行った都市間比較アンケートでは、都市の魅力を6つのカテゴリー(生活環境・オフィス環境・ビジネス環境・情報・市場・その他)で、評価しています。東京は、欧米都市との比較では、情報・市場の評価が高く、生活環境・ビジネス環境・オフィス環境で低い評価を受けています。
一方、ニューヨークは、4都市中、各項目で最も優れた評価を得ています。
対アジア都市において、東京は情報・市場において他都市よりも高い評価を得ています。しかし生活環境については、評価が低く、レーダーチャートでは歪んだ形になっています。
ビジネス環境では香港、生活環境ではシンガポールが、高い評価を受けています。
都市間比較(対欧米都市)
都市間比較(対アジア都市)
Check It Now!:東京は市場規模は評価されていますが、生活環境では厳しい評価を受けています。
東京(日本)は、市場規模は評価されているものの、生活環境について厳しい評価を受けており、東京は仕事をするところであって、住むところでではないと判断されていることがわかります。また、東京の生活環境の魅力を高めるためには、居住水準の向上と職住近接の実現が必要です。

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