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森ビルMIRAI会議

未来に関わるぜんぶのことが森ビルの仕事。
今回、その未来のつくり手の中心となっていく社員6名による座談会を開催。
森ビルらしさ、そして未来の東京の街を担っていく上での夢とは。

諸富 太輔

都市開発本部
計画企画部都市計画1部
2013年入社

井上 紗彩

経営企画部
2007年入社

長谷 至誠

海外事業部
開発企画部
2006年入社

田中 亜矢子

タウンマネジメント事業部
TMマーケティング・
コミュニケーション部
2008年入社

大平 哲司

営業本部
オフィス事業部
営業推進部企画グループ
2007年入社

池田 憲弘

営業本部
住宅事業部事業推進部
プロモーション推進グループ
2011年入社

※所属部署・役職は取材当時のものとなります。

01森ビルに入社して感じた、
描いていたイメージとのギャップ

  • 諸富:就職活動を行う前、六本木ヒルズに本社があることから、派手なイメージを持っていました。就職活動を始めてから会社説明や先輩の話を聞くにつれ、森ビルは都市と真摯に向き合い、ひたむきにより良い街へ、より良い東京へ、と都市づくりを進めている会社だと思いました。入社してからもこのイメージに変わりはなかったです。
  • 井上:学生の頃は、企業の目立つ部分しか見えていなかったような気がします。イルミネーションイベントや夏祭りなど、楽しそうなイメージが先行していました。実際の都市づくりには、膨大な時間がかかるし、地道な作業の積み重ねの上に成り立っているということを知りました。
  • 田中:私は最初の配属が不動産取引の部署であったこともあり、不動産会社に入ったな、という第一印象でした。というのも、男性が多くて見た目もすこし硬いと思ったんです。でも先輩と話をさせてもらうと、ハートウォーミングな人が多く、入社前のイメージ通り、何事にも熱量をもって取り組める人が集まっている会社だということはすぐにわかりましたね。
  • 大平:働いてみて、女性が強いと思いました。バリバリ働いている方がとても多いな、と。
  • 池田:同感です。僕がいる部署でも活躍している女性社員が多く、いつも刺激を受けています。
  • 井上:そうですね。男女が本当に対等な会社だと思ったし、私の場合は入社の決め手はそこでした。出産を経て、ママとして復帰している人が多いですし、そういう光景が当たり前になっていて安心しました。
  • 大平:男性も含め全体的にひたむきに仕事に取り組む人が多いですね。長い年月のかかる都市づくりが本当に好きだってことがにじみ出ていると感じました。
  • 田中:みんな都市づくりに対して熱いよね。
  • 一同:わかる!
  • 長谷:私は上海で勤務した後、4年半ぶりに東京に帰ってきました。以前と違うと感じているのは、森ビルの仕事の幅が広がっているということ。会社がビッグバンのようにどんどん外に向かっている。他の部署を見て、こんな仕事をやってるんだ!という発見が日々あります。

02未来を担う若手が
チャレンジできるフィールド

  • 大平:若い時から役員に向けて説明をする機会が多かったです。普通の会社だとそうはいかないのかもしれません。課長の承認を得て、部長の承認を得て…という感じですよね。それをいきなり、役員と話すことができる。毎回、緊張はしますが、足繁く通っていると顔を覚えてもらえますし、森ビルの一員になっていける感じがうれしかったです。
  • 諸富:私も役員、部課長に「若造の話なんか聞かん」のような事は一度も言われたことがなく、私が真剣に話していることを真剣に聞いてくれます。むしろ「これから君たちが担っていく街なのだから、君たちがどんどん前に出てやっていかなければならない」といったことを言われますね。
  • 田中:若手から積極的にチャレンジしていける雰囲気がありますよね。現に私は、MITメディアラボとの共同研究がきっかけで、2015年から始まったキッズワークショップ、「ミライサマーキャンプ」の企画・運営を担当しています。子どもたちに最先端のテクノロジーに触れてもらうため、企画立案をはじめ、協力いただきたい研究者の方に自ら交渉するなど、ヒルズでしかできない本物との出会いや体験を実現すべく様々なことに挑戦できています。
  • 長谷:たしかに自由に任せてもらえるチャレンジングな環境がありますが、一方で課題もあると思います。私が感じているのは、森ビルといえば六本木ヒルズを連想する方がとても多いため、それを超えるプロジェクトを自分たちの世代で実現しないといけないということです。これまでの先輩方が社会に対してインパクトを与えてきた証であるとは思いますが、私たちの世代にとっては大きなチャレンジかな。
  • 池田:そうですね。六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズをつくってきて、僕たちの世代でもこのスケールの都市づくりをイメージすることができるようになってきています。これからは、創ってきた都市を育む中で各エリアで共有できるサービス、例えば付帯施設や交通インフラなどをつくることで、他にない優位性を出したり、もっと世の中に影響を与える大きな街をつくっていけるのかを考える必要がある。そういう意味でも、今は“生みの苦しみ”を味わっています。でもこれは10年前、20年前では感じられなかったことだと思うし、今だからこそ味わえること。やりがいや楽しさがあります。これから先が楽しみですね。

0320年後、30年後の都市は
驚くほどのスピードで進化している

  • 長谷:海外の新興国における諸都市は、その経済成長や街の発展状況から「数十年前の東京のようだ」と表現されることが多いですが、20〜30年後は確実にその差が縮まっていると思います。後発であるがため、最新テクノロジーを都市の発展に取り込みやすい環境にあるので、ますます国際都市間競争が激化すると共に、ボーダーレス化も進むと思います。
  • 田中:私はMITメディアラボとの共同研究を通して、AIやバイオ等のテクノロジーによって、劇的に世界が変化していることを日頃から感じます。たとえばAIが発達していくと、人の仕事が奪われるのではなく、むしろ人間がより生活を豊かにしていくための余剰時間が生まれます。そうすると、今まで以上に楽しくて刺激的だと思ってもらえるような文化やコミュニティ、そんな磁力ある街が求められると思います。
  • 諸富:そうですね。今の常識では想像できないような新しい技術が生まれることで、誰もが働く場所や住む場所などを自由に選択できるような、何事においても“人”が中心となった都市になっていると思います。
  • 池田:私も同じイメージです。住宅事業部の観点から言うと、人が場所に捉われることなく、どこでもだれでも便利に働くことができるようになることで、自分が一番心安らげる住まい方を多くの選択肢から選べるようになると予想しています。自身のライフスタイルに一番あった住環境を求められるようになるので、ブランディングや仕掛け作りがますます重要になってきますね。
  • 大平:未来の働き方については、リモートワークが一般化したり、AIが仕事の大半を担うことが普通になったりすると、オフィスは必要なくなるのではないかという意見があります。しかし、新しいアイデアを持ち寄り、イノベーションを起こす“場”の必要性は未来も変わらないと思います。
  • 井上:10年前に世に出てきたiphoneが、今ではなくてはならないものになっているように、変化のスピードはより一層増していくと言われていて、20年後と言わず10年後には多くのスペースが自動運転用の車のパーキングやドローンの発着所に使われるようになっているかもしれません。変化の激しい時代の中で、未来を予測することは難しいですが、いかに対応できるかということを考えておくことはできると思います。また逆説的ですが、スピード感を持って変化に対応していくためには、私たちの中で変わらない価値は何なのかを突き詰めて、ブレない軸を持っておくことだと思っています。100年後でも価値のある都市を創っている森ビルだからこそ、いろんな環境変化に適応していける組織であり続けたいと思います。

04未来の都市の姿を見据えた上で
今かなえたい夢

  • 諸富:今後すさまじいスピードで都市が変化していく中で、最前線で都市づくりをしたいと思います。今までとは数段違った都市づくりに挑戦していきたいですね。
  • 井上:私は“都市での暮らしをもっと人間らしいもの”にしたいですね。現状は住居が狭かったり、空があまり見えなかったり、人が多かったりという課題がある。それでも「便利だから」という理由で都市に暮らす人がほとんどだと思いますが、心のどこかで生きづらさを感じているのではないかと思っています。それらを少しずつでも解消できる都市をつくりたいと思っています。
  • 長谷:いいですね。私の場合は海外にもっと森ビルの都市づくりを広げていくことかな。森ビルの中で、東京の未来を考えている優秀な人材はたくさんいます。だからこそ海外勤務経験のある自分は、現地の人々に森ビルの都市づくりの魅力を体感してもらうことに力を注ぎたい。そしていずれは現地で培った技術やノウハウを東京に持ち帰りたいですね。特に超富裕層などは海外の方が多いので、東京の都市づくりに貢献できる可能性は高いと思っています。
  • 田中:ヒルズから新しい価値観を発信し続けたいと思います。例えば森ビルが生みだした職住近接の“コンパクトシティ”という考え方は、人々の生活を変えたと思います。「ヒルズって常に未来を見てるよね」と言われたいですし、この感覚を実際にヒルズで実感してもらえるような仕掛けをつくっていきたいですね。
  • 大平:自分の創ったもので、世の中が少しでも良くなるような仕事をしたいと思っています。これまでに携わった仕事では、たとえ規模は大きくなくても、多くの関係者と協力して進めてきた結果が残ることで、とてもやりがいを感じました。地道なことですが、そういう仕事をひとつでも多くやり遂げることで、東京をより良くしていきたいですね。
  • 池田:そうですね。東京に“世界中の都市計画の教科書に載るような都市づくりのモデル”をつくっていきたいかな。たとえばアメリカのポートランドは好例としてよく取り上げられますよね。理想の都市の選択肢として、ライバルとなるロンドンやニューヨークにはない、東京ならではの都市づくりモデルがある状態にしたいと思います。最終的には世界中の人々が目指したくなるような都市をつくりたいですね。
  • 一同:今日はありがとうございました!