森ビル株式会社が管理運営する「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、この度、東京都より「優良特定地球温暖化対策事業所」(トップレベル事業所)として認定を受けました。
「優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定するものです。この度、アークヒルズ 仙石山森タワーは、テナントのエネルギー使用量を可視化する「エネルギーWEBシステム」や除湿調整によるクールビズ空調の導入、また、生物多様性に配慮した緑地の実現などの一連の取り組みが評価され、認定に至りました。

「アークヒルズ 仙石山森タワー」省エネや生物多様性など、環境に配慮した街づくりを実現
アークヒルズエリアの新たな象徴として2012年8月に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、約2.0haの施工区域に、地上47階の高層棟(3~24階:住宅、25~47階:事務所)を中心に、敷地南側に地上8階の住宅棟を配置。施工区域には、生物多様性に配慮した緑あふれる空間が広がり、約30%の緑被率を実現しています。
当プロジェクトでは、持続可能な社会の実現のために、テナントのエネルギー使用量を可視化する「エネルギーWEBシステム」や環境負荷を低減する除湿調整によるクールビズ空調の導入のほか、太陽光発電によるエネルギーの活用、LED照明の導入など、省エネルギー・省資源対策の取組みを積極的に行っており、環境性能評価の指標である「CASBEE」で最高ランクの「S」を取得しています。また、地域の環境をより良いものにするため、在来種や潜在自然植生を中心に植樹し、生きものの採餌場となる枯れ木を設置するなど、生物多様性の保全や回復を考慮した緑地計画を実施しました。その結果、公益財団法人日本生態系協会によるJHEP認証で国内初となる最高ランク「AAA」を取得。竣工後も生態系に配慮した維持管理を行い、環境に優しい街づくりを実現しています。

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アークヒルズ 仙石山森タワー全景

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生物多様性に配慮した
アークヒルズ 仙石山森タワーの緑地「こげらの庭」

森ビルは、「Vertical Garden City-立体緑園都市」をコンセプトに、地球環境に優しく魅力ある街づくりを積極的に推進し、首都東京のさらなる磁力向上に貢献してまいります。