森ビル株式会社が管理運営する「虎ノ門ヒルズ」は、この度、「SEGES (社会・環境貢献緑地評価システム)」(主催:公益財団法人都市緑化機構)において、快適で魅力ある都市の緑地を評価する「都市のオアシス」の認定を取得いたしました。

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道路と建物を一体的に整備する「立体道路制度」を活用することなどにより、約6,000㎡の大規模なオープンスペースを確保した虎ノ門ヒルズでは、在来種を主体とする草花や樹木、水辺などの多様な環境を整備し、生物多様性に配慮した豊かな緑地空間を創出しました。また、虎ノ門ヒルズは、皇居から日比谷公園、愛宕山、芝公園へと連なる「南北の緑の軸」と、環状二号線に沿って形成される「東西の緑の軸」の交点に位置しており、「グリーンロードネットワーク」の基点として、周辺エリアの生態系ネットワークの形成にも寄与しています。
この度の認定では、こうしたエコロジカルネットワークの拠点としての機能に加え、施設内の緑地を活用し、「虎ノ門ヒルズヨガ」などの様々イベント開催などを通じて、コミュニティやにぎわい創出にも貢献している点が高く評価されました。

※「SEGES:シージェス(社会・環境貢献緑地評価システム)」
緑をまもり育てる活動を通じて社会や環境に貢献している企業の緑地を対象に、特に優れた取組みを評価・認定する制度。「既存緑地版」「都市開発版」「都市のオアシス」から構成され、このうち「都市のオアシス」は、「公開性」「安全性」「環境への配慮」の点で優れ、人々に安らぎと憩いを与える緑地空間を認定するものです。