ニュースリリース

2015年06月17日

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2015年06月17日
森ビル株式会社

森ビル主要施設緑被率調査 2014年度結果:ヒルズの緑被率平均37.9%

~総面積は調査開始時(2006年)より約0.9ha増加~

森ビル株式会社は、緑の総量把握を目的に、緑被地の割合を示す「緑被率※1調査」を当社主要施設で2006年より実施しています。この度、2014年度の調査がまとまりましたのでご報告いたします。

六本木ヒルズ、アークヒルズ、表参道ヒルズなど、当社が管理運営する主要施設の緑被総面積は、調査を開始した2006年より0.88ha増加しました。また2014年度の緑被率平均は37.9%となり、調査開始時と比較し、4.1ポイント上昇、港区全域の緑被率約21.78%※2と比較してもその数値は大きく、ヒルズが都心の緑被率向上に貢献していることが分かります。
都市と自然が共生する快適な都市環境は、人々に憩いの場所を提供するだけでなく、ヒートアイランド現象の緩和にもつながり、緑化された空間は、周辺のアスファルト舗装の表面温度に比べ、日中で5℃~15℃低くなっていることが熱画像からも分かります。

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六本木ヒルズ周辺の熱画像

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当社では、「Vertica GarDen City-立体緑園都市」の理念のもと、「環境と緑」を街づくりにおけるミッションの一つに掲げ、都市と自然が共生する街づくりを目指し、建物を集約化して土地を高度利用することで生まれたオープンスペースや建物の屋上などの緑化を、積極的に推進してまいりました。今後も緑を増やす街づくりを進め、新たに生まれた緑地と皇居などの既存緑地を緑でつなぐ「エコロジカル・ネットワーク」を創出し、首都東京のさらなる魅力向上に貢献してまいります。

※1 緑被率(%)={(緑被地の面積)/(単位区域面積)}×100
※2 港区みどりの実態調査(第8次)2012年3月刊行より転載

 

ヒルズの緑地では、約30種類の野鳥が観察できます

都心部における緑化の推進は、鳥などの生き物にとっても住みやすい環境を提供します。
六本木ヒルズやアークヒルズ、愛宕グリーンヒルズなど、再開発によって創出された緑地には、約30種類もの鳥たちが訪れており、ヤマガラやコゲラなど都心では大規模な緑地でしか見かけることがない野鳥が様々観察できます。

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各施設における緑化の取り組み

アークヒルズ
日本初の民間による大規模再開発事業として1986年に誕生した「アークヒルズ」は、都市緑化の先駆けとして都市と自然の共生を具現化し、6つの庭「アークガーデン」を中心に都市の生態系を育んでいます。緑被分布図が示す通り、2014年の調査時点では、建物と広場以外の場所がほぼ全て緑に覆われています。1990年は1.15ha(緑被率23.3%)だった緑は、2014年には2.17ha(緑被率43.8%)に達しており、歳月を経て植物が順調に育っていることがわかります。
これは、土の深さや樹木の配置など、20mを超える高木の育成までを可能にした屋上庭園や、都市緑化のパイオニアとしての長年の経験に基づく技術とノウハウを生かした緑の育成管理の成果と言えます。

愛宕グリーンヒルズ
愛宕山の豊かな自然と、オフィス、住宅の2つの高層タワー、3つの寺院などの建築物が融合する愛宕グリーンヒルズ。皇居や日比谷公園から続く緑の軸を、愛宕山を介して芝公園につなぐことを視野に入れて設計、既存の斜面緑地の地形や植生を維持するよう計画しました。また、愛宕山の植生を保存すべく、樹木から採取した種を圃場で苗木に育成し、敷地内に戻す試みも行いました。
2006年は44.4%だった緑比率が2014年には50.0%と4.6ポイント上昇しており、愛宕グリーンヒルズから愛宕神社につながる緑地は、真夏の都市に涼しい空間を提供しています。

六本木ヒルズ
六本木ヒルズでは、六本木という都市の中心部にありながら、毛利庭園を中心に豊かで質の高い「みどり」を保全しています。開業時に植樹した六本木けやき坂通りのケヤキと、六本木さくら坂のソメイヨシノが、いまでは大きく育ち、緑被率を増加させています。緑地を利用したワークショップや見学会、植物の植替えなども実施し、イベントやコミュニティー活動を通じて、緑地空間の大切さを知ってもらう取り組みを行っています。

虎ノ門ヒルズ
立体道路制度を活用して生まれた人工地盤上に広がる約6,000m²のオープンスペース。虎ノ門ヒルズでは、都心のオアシスとして機能する広大な芝生広場をはじめ、心地よい小川のせせらぎ、季節の風情を楽しめる緑が随所に施し、環状第2号線地上部道路である新虎通りとつながることで、人が集まり憩うことができる豊かな都市空間を形成しています。公益財団法人日本生態系協会によるJHEP認証※で最高ランク「AAA」を取得しました。
猛暑が続いた2014年8月に撮影した熱画像では、竣工直後の虎ノ門ヒルズが、すでにヒートアイランド現象の緩和に役立ち始めていることが分かります。
※JHEP(ハビタット評価認証):生物多様性の保全や回復への取組みを定量的に評価・認証する制度。

エコロジカル・ネットワーク

都心に、途切れず連続する緑があることは、景観以外にヒートアイランド緩和や生態系の回復にも効果があるといわれています。当社が運営管理する主要ヒルズは、東京都の基本計画(緑の軸等)を参照して、東京都心部のエコロジカル・ネットワークの一端となり得るように計画しています。

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詳細はPDFデータをご覧下さい(3.4MB)

本件に対するお問合せ先

森ビル株式会社 広報室 山下

住所 〒106-6155 東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー私書箱1号
TEL 03-6406-6606
FAX  03-6406-9306
E-mail koho@mori.co.jp

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