森ビル株式会社は、この度、トヨタ自動車株式会社が、人にも街にも社会にも優しい移動の実現を目指し開発したパーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」の本格的な実用化に向け、7月より実施する「OPEN ROAD PROJECT」に、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズにおいて協力するはこびとなりました。これは、都市づくりを手掛ける当社が、都市のあるべき姿を考え、イノベーションを生み出していく未来の都市づくりへの挑戦の一環として取り組むものです。

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i-ROAD 専用駐車スペース(イメージ)

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六本木ヒルズ

近距離用途での使用を想定する「TOYOTA i-ROAD」は、最も手軽で快適な移動手段となり得るものであり、軽やかな外観も含めて、今後の都市に求められる多様性を実現するものです。このi-ROADのオープンイノベーション・プロジェクト「OPEN ROAD PROJECT」※において、当社では、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズの敷地内に、i-ROAD専用の駐車スペースを新設。i-ROADの小型性を活かし、一般的な自動車では駐車が出来ない空きスペースを有効活用します。また、駐車スペースには電源(一般家庭用100v)を設置し、i-ROADが目指す充電ストレスの軽減をサポートします。
※「OPEN ROAD PROJECT」の詳細は、PDFを参照ください。

テクノロジーの進化によって、社会が大きな変革を迎え、人々の働き方や暮らし方、ライフスタイルも大きく変化していく現代において、当社では「未来を見据えた都市のあり方」に向けて、どのような先端技術やソフトが都市に組み込めるのかを検討しています。
「都市の中の都市」であるヒルズは、リアルな実験の場としても最適な都市空間を擁しています。
当社では、この度のi-ROADのような"未来の都市に向けた新しい取り組みや技術"に対し、ヒルズをプラットフォームとして積極的に開放することで、ヒルズを起点にイノベーションを生み出していく"未来の都市づくり"を推進してまいります。