森ビル株式会社は、株式会社西武ホールディングスの連結子会社である株式会社西武プロパティーズが開発を手掛ける大規模複合開発プロジェクト「紀尾井町プロジェクト」(2016年5月頃竣工予定)の開業前プロパティマネジメント業務を受託しました。今後、同プロジェクトの開業に向けて、その運営、管理、およびタウンマネジメント業務をサポートしてまいります。

グランドプリンスホテル赤坂跡地で推進されている「紀尾井町プロジェクト」(東京都千代田区紀尾井町)は、約3haの敷地にオフィス、ホテル、商業施設、住宅などを擁した都内有数の大規模複合開発です。本プロジェクトを推進する西武プロパティーズは、各施設のプロパティマネジメント業務の準備にあたり、大規模複合施設の運営実績が豊富な当社を事業パートナーとして選定しました。

選定理由
・紀尾井町エリアに集う人々に「永く愛される街づくり」を目指した運営コンセプト
多くの複合施設での経験を生かした運営管理の仕組みや「街の一体運営」を意識した業務支援

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森ビルの街づくりノウハウを生かし、オーナーの資産価値を最大化

当社は、アークヒルズや六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズなどの複合再開発において、街の運営管理を通じ、高い収益性と街の活性化を実現してまいりました。昨今では、自社開発プロジェクトで蓄積してきた複合施設運営のノウハウを最大限活用し、外部オーナーや投資家が保有する不動産物件において、その運営管理業務、プロパティマネジメント業務や運営コンサルティング業務等を受託しています。特にタウンマネジメントの観点からプロジェクト単体での取り組みに留まらない、周辺エリアの価値向上までを見据えた魅力ある街づくりを目指す点が特徴です。

この度締結した「開業前プロパティマネジメント統括業務に関する委託契約」において、当社は、プロパティマネジメント(PM)、ビルマネジメント(BM)、および街全体のタウンマネジメント等の開業前準備業務を担います。当社は、東京都心の新たなランドマークとなる「紀尾井町プロジェクト」で、当社が最も得意とする都心部大規模複合開発における街のブランド価値創造や展開、街づくりの計画策定のサポートを通して、西武プロパティーズが推進する本プロジェクトの資産価値の最大化に貢献してまいります。

森ビルは、今後も自社プロジェクトに加え、他社プロジェクトにおいてもPM事業を拡大し、都心部を中心とした各種大型都市開発の事業推進、運営管理のサポート事業を展開していくことで、東京の磁力を高め、東京のさらなる発展に貢献してまいります。