森ビル株式会社は、東京都港区が2014年10月1日(水)より実証実験を開始する「港区自転車シェアリング」の取り組みに賛同し、当社が管理運営する虎ノ門ヒルズ、六本木ヒルズ、アークヒルズ、愛宕グリーンヒルズなど複数拠点において、サイクルポート設置のための用地提供に協力いたします。

「港区自転車シェアリング」とは、港区が2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、通勤時の渋滞緩和や観光を目的に導入するコミュニティサイクルシステムのことで、10月1日より、「虎ノ門ヒルズ」や「愛宕グリーンヒルズ」が位置する環状二号線(虎ノ門~新橋)エリアで運用が開始されます(港南エリア(品川駅周辺)では8月末より一部開始済)。近隣の自治体でも同じシステムを活用した自転車シェアリングが導入される予定で、将来的には相互乗り入れの可能性も検討されています。
当社では、環状2号線エリア内でのサイクルポート設置用地の提供協力にとどまらず、六本木など、より広域なエリアでも本取組みが展開されることで、利用者拡大や利便性向上に貢献していきたいと考え、六本木ヒルズやアークヒルズでもポート設置に協力することにしました。

環状二号線(虎ノ門~新橋)の地上部に完成した「新虎通り」には自転車専用道が設けられており、すでに日常的に多くの利用者が見受けられ、虎ノ門ヒルズ開業を機にオープンカフェや店舗が誕生するなど、エリアに賑わいが創出されはじめています。当社は、「自転車シェアリング」がヒルズとヒルズをつなぐ都心の新たな都市交通インフラとして、ビジネスマンや居住者、観光客など、幅広い方々に利用されることにより、街の活性化に貢献できるよう努めてまいります。

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今年6月に開業した虎ノ門ヒルズと環状二号線の地上部道路「新虎通り」

「港区自転車シェアリング」概要
ポートの設置場所、利用料金など詳細は、専用ウェブサイトを参照ください。

・提供期間:2014年10月1日(水)~2015年3月31日(火)
・実施主体:港区(運営事業者:株式会社NTTドコモ)
・サイクルポート設置箇所:港区内15か所程度 ※今後、港区ほか、港区近隣自治体とも提携し広域展開予定
・自転車台数:210台程度
 ※全車に電動アシスト自転車を採用。長距離の移動でも快適にご利用いただけます
・営業時間:24時間
・料金(税抜):月額基本料1,000円に加え、利用時に最初の30分無料、その後は30分100円
・一般の方のお問合せ:0120-10-3196(24時間対応、携帯電話からもご利用可能)