森ビル株式会社が2004年より実施している「六本木ヒルズにおけるサポートクルー活動」が、この度、「第8回キッズデザイン賞※」(主催:キッズデザイン協議会)において、キッズデザイン協議会会長賞を受賞しました。

サポートクルー活動は、「安全・安心」をテーマに街づくりを進める当社が、夏休みや年末年始など、繁忙期の週末を中心に、年間で約1,000名の社員を六本木ヒルズの街頭に配し、街の安全を守る取り組みで、2004年にスタートしました。クルーは、ヒューマンセンサーとして事故防止に努めるほか、危険個所の点検や来街者への施設案内なども行い、街に訪れるお子様からお年寄りまで、どなたにとっても安全で快適な場を提供するための活動を行っています。
また、社員がお客様と直に接する機会にもなっている本活動は、サービスや安全に対する社員の意識改革にもつながっています。

<サポートクルー活動の目的>
・お客様に安全で安心して過ごしていただくためのヒューマンセンサー
・お客様に快適で豊かな時間をお過ごしいただくための現場サポート
・現場体験の継続による、社員一人ひとりの企業ビジョンの理解と実践

評価ポイント(評価者コメント)
子どもの事故防止のために1,000人の社員がヒューマンセンサーになるというコミュニケーションのあり方の視点が素晴らしい。事故防止の重要性を社会にも社員にも浸透させ、具体的な行動で発信している、徹底した取り組み方に共感する。

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森ビルは、安心、安全な都市環境の創造を目指し、ハードとソフトの両面で様々な対策を講じています。当社は、今後も、都市に必要不可欠な安全のあり方を追求し、東京のさらなる魅力向上に貢献します。

※キッズデザイン賞とは:「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という理念を実現し、普及するための顕彰制度です。子ども向けの製品・サービスに限らず、大人向けのものでありながら、子ども目線を持った良質な製品や施設、プログラム、調査研究活動などを対象とし、受賞作品には「キッズデザインマーク」の使用が認められます。