本年8月に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」に、12月1日、港区の認可保育園として、「まちの保育園 六本木」が開園いたします。施設内への認可保育園の設置は当社初となります。

“開かれた保育園”として注目される「まちの保育園」
「まちの保育園 六本木」は、イタリアのレッジョエミリア教育アプローチ(※)をベースにした新しい教育を柱とし、保育者・保護者・まちの人がなす毎日の「対話」の中に保育の本質があるという考えの下、周辺地域と積極的に交流を図りながら、子どもたちを育むことを目指しています。同園は、園併設の地域に開かれたカフェや近隣の大学や商店街などと連携した教育プログラムで注目を集める都認証保育園「まちの保育園 小竹向原」(2011年4月開園)を運営するナチュラルスマイルジャパン株式会社が手掛ける初めての認可保育園です。
※レッジョエミリア教育アプローチ:北イタリアの小さな都市レッジョエミリア市で、地域の共同保育運動として始まった教育アプローチ。こどもの可能性を引き出すことに街ぐるみで取組むことを特色とし、21世紀の教育のあり方として注目され、世界各国に広まっている。

■大使館や近隣文化施設・商業施設との連携を視野に
六本木一丁目エリアは、日本で初めての私立美術館ができた場所であり、大使館が多く、文化的かつ、国際的なエリアです。また、いわゆる“六本木”と呼ばれるにぎやかなエリアとは雰囲気が異なり、緑豊かで落ち着いた場所であり、子育てにも適した環境ではないかと考えました。
新たに開園する「まちの保育園 六本木」でも、これまで同様、近隣住民の方々との交流に加えて、地域の特性を生かし、森ビルや、大使館や近隣文化施設・商業施設との連携、オフィスワーカーとの取り組みなどを視野に入れていきたいと考えています。
(ナチュラルスマイルジャパン株式会社 代表取締役 松本理寿輝、取締役 乙武洋匡)

エリアマネジメントの一環として、地域と施設の連携を強化
アークヒルズエリアの新たな象徴として8月に竣工した「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、国際性・文化性豊かな当エリアの歴史・資産を継承しつつ、当エリアのさらなる発展を牽引する存在として誕生いたしました。森ビルは、当エリアのエリアマネジメントの一環として、地域に開かれた保育園を目指す「まちの保育園 六本木」の活動や、周辺の大使館や各種施設、店舗などとの交流や連携を、様々な形でサポートしていきます。

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「まちの保育園 六本木」概要

運営者 :ナチュラルスマイルジャパン株式会社
     代表取締役 松本理寿輝/取締役 須藤義一/取締役 乙武洋匡
延床面積:246.7m²
     乳児室・1歳児室・2歳児室・幼児クラス保育室(全室床暖房完備)・トイレ・沐浴室・シャワー室
     調理室・医務室・事務室・その他
対象年齢:生後57日~未就学児
保育定員:50名(0歳児:6名/1歳児:8名/2~5歳児:各9名)
形 態 :認可保育園

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