森ビル株式会社では、当社が運営する4つの商業施設(六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、ヴィーナスフォート、ラフォーレ原宿)において、インバウンド需要の獲得に向けた新たな取り組みとして8月1日から1ヶ月間、タブレット端末を活用した遠隔多言語案内サービス「テルテルコンシェルジュ」を試験導入いたします。

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iPadなどタブレット端末に付随したビデオ通話機能を利用する遠隔多言語案内サービス「テルテルコンシェルジュ」※1は、専門のスタッフによる動画通訳サービスが受けられるシステムです。端末を通じてface to faceのコミュニケーションができるため、その場に通訳者がいる状況と同等レベルのサービス提供が可能となります。インフォメーションカウンターでの活用のほか、外国人利用率が高い店舗などにも設置し、お客様の買い物を積極的にサポートしていきたいと考えています。

<テルテルコンシェルジュ 試験運用>

■期間:2012年8月1日(水)~8月31日(金)
■対応言語:英語、韓国語、中国語   
■導入施設:六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、ヴィーナスフォート、ラフォーレ原宿
■配置台数:施設ごとに各5台ずつ

当社では、日本人のお客様と同様のサービスを海外のお客様にも提供できるよう環境整備を進めており、その一環として従来から各商業施設※2に外国語案内スタッフを配しています。この度、本サービスを一斉導入することで通訳機能の強化を図るとともに、客層の異なる4施設において国別や商材別ニーズを把握し、今後のサービスやマーケティングにも生かしてまいります。

※1 (株)アールシステムが独自開発したアプリケーション。英語、韓国語、中国語の通訳だけではなく、手話通訳(日本語のみ)としても利用可能。
※2 ラフォーレ原宿を除く