森ビル株式会社(東京都港区 代表取締役社長 辻 慎吾)が参加組合員として参画する虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合(理事長 浜田尚子)は、港区虎ノ門5丁目・六本木1丁目にて建設を進めております「虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業」(2012年8月竣工予定)の施設名称を「アークヒルズ 仙石山森タワー」に決定いたしました。

当事業は、施行区域約2.0ha、地上47階の超高層の複合棟(3~24階:住宅、25~47階:事務所)を中心に、敷地南側には地上8階の住宅棟を配置、また、建物の周囲には、生物多様性に配慮した緑溢れる空間を整備するものです。
当事業の名称に冠した「アークヒルズ」(1986年竣工)は、オフィス、住宅、ホテル、コンサートホールなどからなる、民間による日本初の大規模再開発事業であり、「職住近接」「都市と自然の共生」「文化発信」を具現化した「ヒルズ」の原点です。開業当初から、オフィスへの外資系企業の集積や、先駆けとなった外国人向け賃貸住宅の提供等により、東京を代表する国際金融センターとなりました。その後、四半世紀の歳月をかけて、緑豊かな自然環境とともに、各国大使館やホテル、文化施設等が立地する国際性・文化性溢れる地域の中核施設として、グローバルで成熟した都市環境を創造してまいりました。

真の国際都心形成に向けて

本年8月に竣工を迎える「アークヒルズ 仙石山森タワー」は、その名の通り、近接するアークヒルズが育んできた環境を十二分に享受するとともに、アークヒルズの拡充を図りながら、当エリアのさらなる発展に向けた起爆剤としての役割を担います。
当社は、今後さらに周辺エリアにおいて、21・25森ビル建替計画(2013年竣工予定)、環状2号線プロジェクト(2014年竣工予定)など新規プロジェクトの推進とともに、周辺施設や地域、企業等との連携や新たな仕掛けによるエリアマネジメント展開も進め、当社が理想とする「ヴァーティカル・ガーデンシティ(立体的な緑園都市)」の具現化により、アジアのヘッドクォーターを目指す東京の真の国際都心形成に向けて、当エリアのさらなる発展に貢献してまいります。

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[施設名称]
(全体)アークヒルズ 仙石山森タワー
  日:アークヒルズ 仙石山森タワー
  英:ARK HILLS SENGOKUYAMA MORI TOWER

   事務所(超高層 複合棟25~47階)
    日:アークヒルズ 仙石山森タワー
    英:ARK HILLS SENGOKUYAMA MORI TOWER
   高層棟住宅(超高層 複合棟 3~24階)
    日:アークヒルズ 仙石山レジデンス
    英:ARK HILLS SENGOKUYAMA RESIDENCE
   低層棟住宅(住宅棟)
    日: アークヒルズ 仙石山テラス
    英: ARK HILLS SENGOKUYAMA TERRACE
   ※当事業施設は、複合棟(超高層部分)、住宅棟(低層部分)を含め一棟の建築物です。

[施設概要]
所在地 :東京都港区虎ノ門5丁目、六本木1丁目
事業名称:虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業
施行区域:約2.0ha
延床面積:約143, 720m²
階 数 :(複合棟)地上47階、地下4階 ※住宅3~24階、事務所25~47階
     (住宅棟)地上8階 (建築基準法上 地上6階、地下2階)
高 さ :(複合棟)198.9m  ※尾根道レベル(TP30)より
     (住宅棟)23.915m ※尾根道レベル(TP30)より
住戸数 :(複合棟)243戸、(住宅棟)33戸
主要用途:事務所、店舗、住宅

[再開発の経緯]
平成元年:街づくりに関する勉強会を開始
平成13年12月:虎ノ門・六本木地区市街地再開発準備組合設立
平成19年8月:都市計画決定告示
平成20年7月:虎ノ門・六本木地区市街地再開発組合設立
平成21年10月:着工
平成24年8月:竣工(予定)