森ビル株式会社が管理運営する「愛宕グリーンヒルズMORIタワー」は、この度、東京都より「優良特定地球温暖化対策事業所」(準トップレベル事業所)として認定を受けました。

「優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として、「知事が定める基準」に適合する事業所を東京都が認定するものです。認定された事業所は、東京都の環境確保条例(2010年4月施行)に基づく、「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務」において、削減義務率が緩和されます。

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【愛宕グリーンヒルズMORIタワー】
2001年7月に竣工した地上42階建ての愛宕グリーンヒルズMORIタワー」は、事務所を中心とした複合用途ビルです。
当ビルでは、昨年5月より、入居するテナントのエネルギー使用量を可視化する新サービス「エネルギーWEBシステム」の運用を開始。自らの省エネ努力の結果が、一時間毎に数値やグラフで容易に把握できることから、電力状況を見ながら節電(昼光利用、昼休み消灯、夜間消灯)を実施し、より効果的な節電につながっています。
さらに、2010年夏の事前検証により、改善点を抽出、設備(空調制御や冷水ポンプ)の改修工事など、きめ細かく質の高い運用管理から設備導入・改修までを通じた一連の取り組みにより、「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定に至りました。

なお、これまで、当社が運営管理する下記施設が「優良特定地球温暖化対策事業所」として、認定されています。
■トップレベル事業所:六本木ヒルズ3棟(六本木ヒルズ森タワー、けやき坂コンプレックス、グランドハイアット東京)※1事業所として取得
■準トップレベル事業所:表参道ヒルズ、アーク森ビル、六本木ヒルズエネルギーセンター(事業者:六本木エネルギーサービス株式会社(森ビル子会社))

森ビルは、「Vertical Garden City-立体緑園都市」をコンセプトに、地球環境に優しく魅力ある街づくりを積極的に推進し、首都東京のさらなる魅力向上に貢献してまいります。